Training System
for Young Professionals弁護士育成の体制

当事務所のOJTの特徴
当事務所では、弁護士として必要なスキルと責任感は、実際の案件を担当する中で解決に向けて悩み、苦労して得られる自らの経験によってこそ、身につくものだという考えから、新人弁護士の教育制度を、OJT方式を基本として行っており、実際の事件を通してその実務能力を磨き一人前の弁護士として成長することを目指しています。担当する案件は、特定のパートナー弁護士とのみ行うものではなく、案件ごとに異なるパートナー弁護士と組んで業務を行います。アソシエイト弁護士は、様々な分野の案件をパートナー弁護士とともに進める中で、弁護士としての基礎的な実務能力を身に付けることとなります。
当事務所の大阪事務所では、東京事務所と比べ在籍している弁護士の人数が多いため、所属しているパートナー弁護士の得意分野に応じて5つの部(1部:倒産部、2部:商事・渉外部、3部:知財部、4部:労働部、5部:家事・不動産部)を設けています。大阪事務所に在籍するアソシエイト弁護士は、半年に一度部を異動し、異動先の部に所属しているパートナー弁護士とともに案件を行うことで様々なパートナー弁護士の仕事ぶりを間近で見ることができ、各人の成長の参考とすることができる仕組みになっていります。なお、各部の名称は、所属しているパートナー弁護士の得意分野に応じて名付けられているものに過ぎず、当該分野の案件のみを取り扱っているわけではありませんので、所属するアソシエイト弁護士はあらゆるジャンルの案件を経験することが予定されています。
東京事務所では、大阪事務所のような部は設けていませんが、定期的にアソシエイト弁護士の座席配置を変更するなどして、担当案件が特定のパートナー弁護士の案件に偏らないように工夫をしています。東京事務所においても、それぞれ異なるパートナー弁護士と案件を行うことで、各アソシエイト弁護士は自身のモデルケースを見つけることができ、その仕事ぶりを参考にすることができます。
また、大阪事務所、東京事務所ともに、弁護士の執務室は個室ではなく、パートナー弁護士とアソシエイト弁護士がパーテーションで区切られた席で、隣同士に並んで仕事をしています。すぐ近くにパートナー弁護士が座っていますので、一緒に担当している案件についていつでも気軽に相談できますし、パートナー弁護士の電話対応の仕方などの仕事ぶりを日頃から間近に見ることができることも、当事務所のOJTの特徴の一つといえます。
