Training System
for Young Professionals
弁護士育成の体制

アソシエイト弁護士の育成に関する基本的な考え

「採用担当者からのメッセージ」でもお伝えしたとおり、当事務所では、弁護士は一人一人が独立したプロフェッショナルとして執務にあたるべきであると考えています。そのため、弁護士の育成についても、アソシエイト弁護士が、一人の自立したプロフェッショナルとなるために最適な環境を整えることを大切にしています。
まず、当事務所では、弁護士として必要なスキルと責任感は、実際の案件を担当する中で解決に向けて悩み、苦労して得られる自らの経験によってこそ、身につくものだと考えています。そのため、アソシエイト弁護士の育成は、基本的に、OJTを通じて行われます。新人弁護士であっても、一人の自立した弁護士として責任をもって案件に取り組むことが求められ、書面の起案はもちろんのこと、相手方との交渉や依頼者とのコミュニケーションについても、案件の主担当となるアソシエイト弁護士に、一次的な責任者として取り組んでいただきます。もちろん、実際には、アソシエイト弁護士が一人で案件を進めていくのではなく、パートナー弁護士と協働して進めますので、パートナー弁護士の指導を受けながらということになりますが、アソシエイト弁護士に、責任ある立場、役割をできる限り多く担ってもらい、実践的な経験を数多く積んでもらえる環境を整えています。
また、弁護士の高い専門性と、問題を予防・解決する能力は、訴訟をはじめとする紛争解決という弁護士の基本的な能力と、多種多様な案件を通じて培われる幅広い視野が土台にあって、初めて身につけることができると考えています。そのため、当事務所では、アソシエイト弁護士のうちは、特定の分野に偏ることなく、多くの訴訟・紛争案件と、様々な分野の案件を担当していただきます。また、弁護士会の委員会や外部団体などの事務所以外の活動や、個人事件についても自由に行える環境を整えていますし、留学や出向などについても積極的にサポートしています。
このように、新人弁護士のときから、責任のある立場と様々な分野の案件をできるだけ多く経験してもらうことで、弁護士として必要な基礎体力を早く身につけてもらい、その上で、徐々に自らが目指す分野の専門性も身につけることで、将来の事務所を一緒に担うことができる弁護士に育ってほしいと考えています。
そのような考えから、パートナー弁護士と協働しながらも、主体的に案件に取り組む中で、自分で悩み、苦労することが、成長につながる大切なことと位置付けています。目指すべき専門分野についても、事務所から、あれをやれ、これをやれ、ということはなく、実際の案件を担当する中で、自らの進むべき道を模索し、決定していただくことになります。新人弁護士であっても、弁護士である以上、独立したプロフェッショナルとして依頼者や相手方、案件そのものと向き合うことは当然のことですし、そのような弁護士の集まりだからこそ、事務所全体として、多くの依頼者の信頼を得られると考えているからです。アソシエイト弁護士が、それぞれ異なった得意分野を有する様々なパートナー弁護士の指導を受けつつ、一人の弁護士として依頼者や相手方、案件そのものと向き合える機会をできるだけ多く提供することが、当事務所がアソシエイト弁護士に提供できる成長の材料であり、そのような機会を通じて、弁護士として必要な基礎体力と専門性の両方を身につけていただくつもりです。実際の案件に全力で向き合い、奮闘しながら、弁護士としての成長を実感してほしいと思っています。

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