拝啓 盛夏の候 皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、当弁護士法人は、この度、前大阪高等検察庁検事長の中尾巧弁護士を顧問に迎えました。
中尾弁護士は、昭和47年4月に東京地検検事に任官され、以後、大阪地検特別捜査部検事、法務省訟務局参事官、同局租税訟務課長、大阪地検特別捜査部副部長、大阪地検刑事部長、大阪地検次席検事、金沢地検検事正、法務省入国管理局長、大阪高検次席検事、大阪地検検事正、札幌・名古屋各高検検事長、大阪高検検事長等を経て、同検事長を勇退され、平成22年7月に大阪弁護士会に弁護士登録をされました。
主要著書としては、「税務訴訟入門(第四版)」(商事法務)、「家族を愛する人のための相続と贈与の税会話」(ダイヤモンドセールス編集企画)、「海事犯罪―理論と捜査―」(共著・立花書房)、「中之島の風景」(商事法務)などがあります。
中尾弁護士は、上記のとおり、法務・検察の要職を歴任された経歴を有されるのみならず、税務訴訟等の専門性の高い分野においても豊富な実績と経験を有され、税務訴訟のバイブルとも評価されている著書を執筆した方であり、当弁護士法人は、同弁護士の加入により、刑事、税務、出入国管理、コンプライアンス等の分野について、一層充実した法的サービスを提供できるものと確信しております。
今後とも当弁護士法人を引き続きご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
平成22年7月
弁護士法人 淀屋橋・山上合同