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実績・事例
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  事例・実績
  遺言・相続
 相続放棄で亡弟の債務の支払を免れたAさん その 
  
    
 

Aさんは、大阪府南部の緑豊かなある町で、妻や子供たちとともに平穏な生活を送っていた。
ところがある日、Aさん宅のポストに、Aさん宛に「請求書」などと書かれた金融業者らしきところからの手紙が届いていた。Aさんは、金融業者から借入れをした経験などなく、全く身に覚えのないものであった。どういうことかと思い、開封してみると、なにやらBさんの債務とか、相続がどうこうと書いてある。BさんはAさんの実の弟である。どうやらBさんに金を貸していたという金融業者が、死亡したBさんの相続人であるAさんに借金の返済を請求してきたということのようである。金額は、約500万円もあるようだ。

「なにーっ!」Aさんは驚き、思わず声をあげた。驚くのも無理はない。なぜなら、Aさんは、Bさんとはずいぶん前から絶縁状態にあり、Bさんが死亡したということを1年ほど前に伝え聞いてはいたが、相続するような財産はないと聞いており、借金があったということも当然全く知らなかったからだ。
Aさんは、どうしたものかと悩んだ。自分には500万円もの大金を支払う余裕はないし、それに、Bさんがこれ以外にも他の金融業者からも同じように借入れをしていたことも十分考えられ、そうなるとこれからまだまだ請求書が届く可能性もある。

悩んだ結果、Aさんは、弁護士法人淀屋橋合同のS弁護士に相談してみることにした。電話で簡単に事情を話すと、S弁護士は、「相続放棄という手続をとったら良いと思われます。一度詳しくお話をお伺いしますので、事務所までお越しください。」と言い、Aさんは、早速翌日のアポイントをとり、事務所に行くことになった。
淀屋橋駅真上のビル6階が事務所の受付。便利なところだ。部屋に通されて待っていると、すぐにS弁護士がにこやかな笑顔で入ってきた。

Aさんは、これまでの経過をS弁護士に説明した。Aさんの説明によると、こうだった。
AさんとBさんはAさんが18歳の頃までは同居していたが、その後別々に暮らし、疎遠になっていった。噂によると、Bさんは暴力団のようなところに入ったらしく、何度かAさんに脅しのような電話をかけてくることがあった。そんなこともあり、約20年前に実家に立ち寄ったときに顔を合わせたきり、2人は絶縁状態になり、AさんはBさんがどこでどんな生活をしていたかなどは全く知らなかった。Aさんは、約1年前、親戚よりBさんが死亡したという話を聞いたが、Bさんの生活ぶりなど全く知らなかったAさんは、Bさんには相続するような財産も債務もなかったものと信じていた。そして、昨日、Bさんの借金の請求書が届いたのだった。

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